ドクター紹介

箕山院長

昭和62年千葉大学医学部卒業後、第一内科に入局。消化器、特に肝臓疾患全般を専門とする。肝臓癌のエタノール注入療法、肝動脈塞栓療法やリザーバー動注療法を数多く施術。その後静岡県清水厚生病院内科副医長、神奈川県住友重機浦賀病院内科医長、東京都港区赤坂病院内科医長を歴任。

平成11年12月に麻布十番内科胃腸科開設。症状に応じた多彩な注射プログラムを用いた治療を展開し即効性のある効果的治療プログラムとして幅広い層の患者から支持を得る。 更なる患者主体の医療を目指すべく平成16年5月みのやまクリニックを発足する。

ご挨拶

当院は平成12年1月麻布十番に開院以来、25年目を迎え、その間地元の方々を含め、近隣や遠方の色々な患者さんの健康管理をして参りました。

思い返せば25年前、私はそれまでは肝臓癌を主に消化器癌の患者さんを診てきましたが、末期の患者さんを治療すると、何とか早い段階で診断し、病気が進行する前に早めに全身状態を良い状態に持って行けるかを考える様になり、健康時の体質改善や体調管理が如何に大事かと思い、当クリニックを開院する運びとなりました。

その間、当院は内視鏡、超音波や血液検査による病気の早期発見に努めて参りました。また私自身が内科医として得た臨床経験から生まれた注射療法が大変皆さんのご評判を得て参りました。今ではごく一般的となったビタミン注射は私が始めた時は未だ殆どされていませんでした。注射療法において当院は草分け的存在でもあると言っても過言ではありません。私はこのビタミン療法を「ビタミンバイキング®」と命名し、長い間皆さんにごひいき頂いてきました。

医者は患者さんへ「高脂血症だからダイエットしなさい。」「運動しなさい。」「薬を飲みなさい。」と言います。患者さんの肝機能が悪いと、「お酒をやめなさい。」と言います。しかしながら、実際患者さんは皆さんそれぞれ異なる社会背景で生活しております。ハードな仕事の人にダイエットを勧めると、ふらついて仕事になりません。身体が不自由なお年寄りに今更「美味しい物を食べては行けません、運動しましょう。」と言うのも酷です。また、お仕事で「どうしてもお酒はやめられない、そうでないと生活出来ない。」と言う方も沢山います。

私は患者さんのそれぞれのライフスタイルに合わせたオーダーメイドの全身管理が日頃から必要ではないかと思い、患者さんを医療の型にはめるのではなく、医療をそれぞれのニーズに合わせる事が本当の意味の患者さん本位の治療だと思っております。

当院のビタミンバイキング®はそれぞれの患者さんの、日々の状態に合わせた、体調管理や病気の予防に準じた治療法です。当院のこの様なスタンスが皆様の共感を頂き、お陰様で25年間沢山の方々が来院されました。

私達スタッフ一同は、これからも初心を忘れず、末永く地域の皆さんのお役に立っていきたいと考えております。

みのやまクリニック 令和6年9月1日
箕山 昭陽(みのやま あきはる)